FXの平均足について説明します

ここでは、FXのチャートの中でも特に人気が高い平均足について説明します。

 

FXの平均足は、ローソク足の実体部分の上辺と下辺に平均値を採用したもので、コマ足とも言われます。FXの平均足の最大の特徴は、トレンドが非常にわかりやすいことにあります。

 

陰線がしばらく続いた後に陽線が出れば買い、陽線が続いた後に陰線が出れば売りという風に非常にわかりやすくなっています。

 

FXの平均足とローソク足の違い

 

○ローソク足のチャート

 

ローソク足

 

ローソク足は、相場の値動きを時系列に沿って図表として表す手法の一つで、始値・高値・安値・終値の4つの値を1本の足で示したものです。

 

 

○平均足のチャート

 

平均足

 

それに対して平均足のチャートは、「1本前の始値と終値の平均値」と「始値・高値・安値・終値(現在値)」の2つの平均値が実体部分の上下をなすチャートです。

 

なお、後者が前者を上回っていれば陽線、下回っていれば陰線となります。

 

また、平均足には移動平均線的な特徴が組み込まれているので、為替レートの変化だけでなくトレンドの判断も行えるという利点もあります。

 

FXの平均足によるトレンドの判断

 

FXの平均足では、上ひげの長い陽線では強い上昇、下ひげが出た陽線は弱い上昇を意味します。

 

一方、下ひげの長い陰線では強い下落、上ひげが出た陰線では弱い下落を意味します。

 

また、ローソク足とは正反対の判断になるので注意が必要です。

FXのMACDについて説明します

ここでは、ダマシが少なく使いやすいのでFXのチャートの中でも人気が高いMACDについて説明します。

 

MACDとは「Moving Average Convergence/Divergence Trading Method」の略で、移動平均・収束拡散トレード法ということを意味しています。

 

このMACDは、1979年にジェラルド・アペルによって開発された比較的新しい分析方法です。また、MACDは移動平均線をより高い精度の分析をするために発展させたものです。

 

というわけでMACDは移動平均線の親戚のようなものですが、売買のタイミングを早くつかむために移動平均線よりも直近の値動きの影響度を高めています。

 

 

FXのMACDの特徴

 

MACDの最大の特徴は、株価のトレンドと売買タイミングを同時に見ることができるということです。

 

通常のテクニカル指標では株価のトレンドか売買タイミングのいずれかしか見ることができないので、これは他のテクニカル指標に対する大きなアドヴァンテージであると言えます。

 

 

FXのMACDの計算方法

 

MACDでは、SMA (単純移動平均) ではなくEMA (指数平滑移動平均)が用いられています。これは、EMAがSMAよりも値動きに敏感に反応するためだと言われています。

 

○MACD=短期EMA-長期EMA

 

これがMACDの計算式です。日足分析においては、短期EMA期間は9、長期EMA期間は26とされています。

 

 

○MACD2=MACD-シグナル

 

また、MACDの移動平均線であるシグナルとともに2本の線で分析されることが多くなっています。ちなみに、シグナルの平均期間はたいてい9とされています。

 

このMACDとシグナルの関係をわかりやすくしたものがMACD2です。

 

 

FXのMACDの利用法

 

1.MACDの買いサインと売りサイン

 

MACDがシグナルを下から上に抜いた時に買いサイン、上から下に抜いたときが売りサインとなります。また、深い谷での買いサイン、高い山での売りサインが有効になります。

 

 

2.MACDが示すトレンド

 

MACDとシグナルがゼロラインを上に抜いたときは上昇トレンドの継続、下に抜いたときは下落トレンドの継続を意味します。

 

 

FXのMACDの欠点

 

MACDの欠点は、じり高・じり安のトレンドが続いている場合に、一時的に下向きになってもプラス圏内で横ばいになったり、一時的に上向きになってもマイナス圏内で横ばいになったりする場合には、売買シグナルが分かりにくいということです。

 

この場合には、トレンドを優先して売買したほうがよいと考えられます。

FXの移動平均線について説明します

FXの移動平均線とは、過去の一定期間の株価の終値の平均値から求められるテクニカルの指標です。この移動平均線は、以前から統計分析などに用いられていましたが、アメリカのJ・E・グランビルによって相場分析に利用できることが広められました。

 

過去5日間の終値の平均値をとっていったものが、5日移動平均線です。また、一般的なチャートには短期と長期の2つの移動平均線が表示されます。

 

ちなみに、短期移動平均線は、日中足では1時間線、日足では5日線、週足では13週線を表します。一方、長期移動平均線は、日中足では4時間線、日足では25日線、週足では26週線を表します。

 

 

FXの移動平均線の特徴

 

FXの移動平均線を利用することで、為替レートの勢いやトレンドを読むことができます。

 

移動平均線の傾きから為替レートのトレンドを読み取ることができます。また、移動平均線と現在のレートの位置関係から勢いを読み取ることができます。

 

また、一般的に移動平均線には次のような特徴があると言われています。

 

 

1.移動平均線より現在のレートが上にあるとトレンドが強く、下にあると弱い

 

 

2.移動平均線と現在のレートの乖離が大きいときは、移動平均線の戻ろうとする方向にレートが動きやすい

 

 

3.移動平均線を下から上、上から下に抜けた場合はトレンドが転換したり、勢いが生まれる可能性が高い。

 

 

ゴールデンクロス(GC)とデッドクロス(DC)とは?

 

短期移動平均線が長期移動平均線を下から上に抜くことをゴールデンクロス(GC)といい、その逆をデッドクロス(DC)と言います。ちなみに、ゴールデンクロス(GC)が買いを入れる目安、デッドクロス(DC)が売りを入れる目安だと考えられています。

 

しかし、長期移動平均線が下降している時のゴールデンクロス(GC)、上昇している時のデッドクロス(DC)は一時的な株価の変動である可能性が高いので、この時に動くのは危険です。

 

FXのボリンジャーバンドについて説明します

FXのボリンジャーバンドとは、1980年ごろにアメリカのジョン・ボリンジャーが考案したもので、移動平均線にボラティリティ (変動率) の要素を取り入れたテクニカル指標です。

 

ボリンジャーバンドという指標の中核をなしているのは移動平均線です。為替レートは常に変動していますが、移動平均線付近で動いていることが多く、極端に離れることは少なくなっています。

 

そのため、ボリンジャーバンドは為替レートの大半がこの領域 (バンド) の中に納まるという考えにもとづいています。

 

 

FXのボリンジャーバンドの見方

 

ボリンジャーバンドには、為替レートの変動が少ないレンジ相場の時にはバンドが狭まる傾向があり、変動が大きいときにはバンドが開く傾向があります。

 

為替レートの小さな膠着状態は為替レートが大きく動くための充電期間であり、大きな変動は貯まったエネルギーが解放されている状態であると考えられています。

 

だから、ボリンジャーバンドが縮小している状態は大相場の前触れと考えることができますし、拡大の後の縮小は大相場の終了と考えることができます。

 

また、ボリンジャーバンドの利用法には以下の2つの方法が存在します。

 

 

 

1. バンドを抵抗とした逆張り

 

ボリンジャーバンドの利用法としては一般的なもの。

 

アッパーバンドと交差した時に売り、ロワーバンドと交差した時に買いを行う方法で、レートが平均値に戻ることを前提とした逆張りの戦略。

 

 

 

2. ボラティリティ・ブレイクアウトを使った順張り

 

ボラティリティ・ブレイクアウトとは、バンド幅がして横ばいになった後にバンド幅が拡大をはじめ、レートがバンドを突破した時に、バンドをブレークした方向にポジションを立てる順張りの手法です。

FXの新値足について説明します

FXの新値足 (しんねあし) とは日本の代表的なチャートの一つで、チャートに時間の要素を加えずに、レートの変動に重点をおいて分析することによってトレンドをとらえようとするものです。

 

 

FXの新値足の作成方法

 

FXの新値足の作成方法は次の通りです。

 

 

・為替レートが過去の高値を上回った時に陽線を記入する

 

・為替レートが過去の安値を下回った時に陰線を記入する

 

・陽線から陰線に転換した場合には、すぐに記入をせずにX本前の高値を下回った時に陰線、その逆の場合には陽線を記入する

 

 

FXの新値足の利用法

 

FXの新値足の利用法を説明します。

 

 

○売買サイン

 

・買いサイン・・・陰線から陽線に転換した時

 

・売りサイン・・・陽線から陰線に転換した時

 

 

○トレンドの転換

 

・下降トレンドへの転換・・・陽線が連続した後に陰線が出る

 

・上昇トレンドへの転換・・・陰線が連続した後に陽線が出る

 

 

このように、トレンドの転換を判断するのに適した新値足ですが、急激な乱高下がある場合にはサインが遅れ気味になって取引のタイミングを逃してしまうという欠点もあります。

 

だから、短期的なトレードよりも、比較的長い時間をかけて大きなトレンドの転換をとらえていくような長期投資に向いた指標だと言えるでしょう。

FXのトレンドラインについて説明します

FXのトレンドラインとは、上昇相場なら安値と安値を結んだ線、下降相場なら高値と高値を結んだ線のことです。

 

FXのトレンドラインは、最もシンプルでかなり精度が高い分析方法なので、特に初心者の方に覚えておいてほしい分析方法です。

 

レートが上昇トレンドに入っているときは買い、下降トレンドに入っているときは売りというように売買すれば、トレンドが続いている限り利益を出すことができます。

 

このように、その時のトレンドを把握し適切な取引をするためにトレンドラインを使った分析が必要になるのです。

 

トレンドラインは、ツールが勝手に計算するものではなく、自分で引かなければならないのでとっつきにくいかもしれませんが、FXで利益を出すのに不可欠です。

 

 

FXのトレンドラインの特徴

 

FXのトレンドラインの特徴は、移動平均線より売買シグナルの点灯が早く、将来の為替レートの予想に適しているということです。

 

FXのトレンドラインは、移動平均線や一目均衡表に比べて売買シグナルの点灯が早く、オシレーター系の指標よりもトレンドが強いときのだましが少ないという利点があります。

 

 

FXのトレンドラインが示すトレンドの変化

 

FXのトレンドラインは、上昇トレンドラインがサポート水準を、下降トレンドラインはレジスタンス水準を示します。

 

上昇トレンドラインを割り込んでレートが下落すれば上昇トレンドの終わりか上昇力の低下を意味します。

 

一方、下降トレンドラインを突破してレートが上昇すれば下降トレンドの終わりか下落力の低下を意味します。

 

 

 

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